玉川上水、プロジェクト未来遺産2016登録へ

     「プロジェクト未来遺産2016」登録証の伝達式が行われました

 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の土屋誠琉球大学名誉教授より玉川上水ネット代表の柴俊男代表に登録証が授与されました。

 2017年1月28日武蔵野スイングホールにて武蔵野市長、小金井市長などの出席のもと伝達式が行われました。

 

     登録の概要

【プロジェクト名】 玉川上水・分水網保全活用プロジェクト

【団体名】    玉川上水ネット

【選考理由】

 玉川上水とその分水網周辺に存在する自然環境と歴史的・文化的な景観の総合的な保全活動である。市民団体や教育機関からなる広範囲のネットワーク構築を通じて、シンポジウムの実施、次世代育成活動として自然観察会、ホタルの人工飼育や調査活動など、多岐にわたる活動が展開されている。江戸・東京で人々の生活を支えてきた広大な水利システムをネットワークを通じて保全していく取り組みは、水環境保全の意義を伝えるメッセージ性の高いプロジェクトである。

 

      ちむくいの会はこのプロジェクトに玉川上水ネットの一員として参加しています 

=== 2017_1_2 NHK newsweb ===

 東京の武蔵野台地を東西に結ぶ玉川上水やその分水の流域で、豊かな自然の保護に取り組む団体の活動が、日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に登録されました。

 「プロジェクト未来遺産」に登録されたのは、東京・立川市に事務局を置く「玉川上水ネット」の活動です。

 この団体は、東京の武蔵野台地を東西に結ぶ玉川上水やその分水の流域で豊かな自然の保護に取り組む17の市民団体と6人の個人で構成されています。

 流域に生息する植物や野鳥の調査のほか、ホタルの復活に向けた研究、それに玉川上水の歴史的・文化的な景観を守る活動を続けていて、地域の文化や自然を未来に伝える取り組みだと評価されたということです。

「玉川上水ネット」代表の柴俊男さんは「地域が一体となって玉川上水の歴史的価値や自然環境を守るため取り組んできた結果と受け止めている。今後も子どもたちの世代に豊かな自然を残せるよう、活動を続けていきたい」と話しています。


=== yahooニュース_20161220 ===

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